投資を始めて一番ドキドキしたのが、初めての下落でした。画面が真っ赤になると、つい売りたくなる。でも調べていくうちに「暴落は、長期で見ればむしろ仕込み時になり得る」と知って、心の持ちようが変わりました。この記事では、暴落とどう向き合うかを、私が自分に言い聞かせている考え方として整理します。投資助言ではありません。
結論から言うと、暴落は優良な資産が一時的に安く買える「バーゲンセール」の側面があります。毎月コツコツ積み立てている人にとっては、この時期こそ淡々と続けることが、長期では合理的だとされています。大事なのは、感情で動かず、あらかじめ決めたルールに従うこと。これは言うのは簡単で、実際はかなり難しいのですが。
市場が大きく下げると、不安から投資をやめたり、保有資産を売ってしまう人が多いです。でも長期で見ると、もったいない行動になりがちです。私が落ち着くために意識していることを3つ挙げます。
過去の株式市場は、いくつもの暴落を経験しながら、長期では右肩上がりに成長してきました。リーマンショックやコロナショックのあとも、時間はかかりましたが回復し、最高値を更新してきました。もちろん「次も必ず回復する」という保証はありませんが、暴落=即終わりではない、と知っておくだけで冷静さが保ちやすくなります。
一定金額で定期的に買い続ける「ドルコスト平均法」は、価格が高いとき少なく・安いとき多く買うことになり、平均購入単価をならせます。暴落時は安く多くの口数を買えるので、この手法が最も効く局面とも言えます。私は下落のときほど「いつもより多く買えてる」と思うようにしています。
取り崩しまでまだ期間がある人にとって、暴落は「仕込み時」になり得ます。短期の上下に一喜一憂せず、10年・20年というスパンで見られること自体が強みです。複利の考え方は複利の力にまとめました。
毎月3万円を積み立てている人が、市場が20%下落した局面で1回だけ5万円を買い増しした場合と、何もしなかった場合を比べてみます。あくまで仮定の試算で、将来を保証するものではありません。
| 時点 | 毎月積立のみ | 暴落時に買い増し | 差額 |
|---|---|---|---|
| 5年後(暴落前) | 約200万円 | 約200万円 | 0円 |
| 6年後(回復後) | 約230万円 | 約245万円 | +15万円 |
| 10年後 | 約470万円 | 約500万円 | +30万円 |
| 20年後 | 約1,230万円 | 約1,300万円 | +70万円 |
暴落時に一度買い増しするだけで、20年後には約70万円の差がつく試算になりました。安いときに多く仕込めた効果です。
淡々と積立・買い増しを続けるなら、手数料が安く商品が豊富なネット証券が便利です。私が比べたのは楽天証券とSBI証券でした。
楽天ポイントが貯まる・使えるのが魅力で、積立でポイントが付いたり、ポイントで投資信託を買えたりします。普段から楽天を使う人と相性がいいです。
投資信託の取扱本数が豊富で、複数のポイントに対応。iDeCoのラインナップも充実していて、老後資金もあわせて考えたい人に向いています。
2社の違いは楽天証券とSBI証券の比較に。資産を取り崩す段階の考え方は4%ルールの出口戦略にまとめています。
明日できる一歩は、「次に暴落が来たら、自分はどう動くか」をあらかじめ一行決めておくこと。決めておくと、いざというとき感情に流されにくくなります。